DiskLEDに関するFAQ
- Windows Vista への対応状況(2006/06/13更新)
Microsoft から配布されている Windows Vista Beta 2 で確認したところ、起動処理途中で致命的なエラーを検出してフリーズするという問題を確認しています。
現時点では、DiskLED 側の問題なのか、システムの仕様変更によるものなのか、ベータ版固有の問題なのかが不明なため、対応は未定となっております。
上記のトラブルが発生してフリーズすると、タスクマネージャから直接殺さないと終了できなくなってしまいますので、現時点では Vista 環境での起動はお避け下さい。 - 動作が異常に重い、オプション画面の動作がおかしい(2005/09/12更新)
全バージョンの DiskLED において、.NET Framework をインストールするとDiskLEDの起動および動作が異常に重くなり、オプション画面を一度開くとメニューの「オプション」が使用不能になる等という不具合を確認しています。
当方で調査を行った結果と回避方法をお知らせします。
■予想される原因
Microsoft が配布している .NET Framework を導入すると、パフォーマンスカウンタに変更が加わり、.NET 関連のパフォーマンスカウンタが複数追加されます。
これにより、パフォーマンス取得の負荷が異常に上昇し(注:CPU負荷ではなく、パフォーマンスカウンタからの情報取得時のコストを指します。CPU負荷がほとんど上がっていないのにDiskLEDが重い等の現象が確認できます)、DiskLEDの更新頻度が毎秒数回程度しか行われなくなります。
また、この負荷上昇によりオプション画面の制御が影響を受け、オプション画面を閉じたのにメニューのオプション項目が使用できない、またはDiskLEDが応答しなくなる等の不具合が生じます。
■回避方法
一旦.NET Framework を導入するとパフォーマンスカウンタの変更が永続的に残ってしまうため、不具合確認後に.NETをアンインストールしても改善されません。
原因はパフォーマンスカウンタの部分だけですので、下記の手順だけで.NETとDiskLEDを併用することが可能となります。- DiskLED 等のステータス表示関係のプログラムを終了します。
- 当サイトで紹介しているPerfSCをダウンロードし、適当なフォルダへ解凍します。
- PerfSC.exe を起動し、「PerfDisk」「PerfNet」「PerfOS」「PerfProc」「Tcpip」以外のチェックを外して下さい。
「.NET」 や「ASP.NET」という名前のカウンターのチェックは必ず外して下さい。 - PerfSC.exe を終了し、パソコンを再起動させます。
- DiskLED を起動します。
DiskLEDが起動時にこれをチェックして警告を表示し、自動的に設定を変更するよう修正を施した DiskLED 2.2.5 を公開致しました。
- 画面デザインを変更するとスキンが正常に表示されない(2004/05/07追加)
2.2.2a 以前の DiskLED において、画面デザインを変更(主に色調が逆転する場合)するとスキンの透過処理が正常に行われなくなるという不具合を確認しています。
DiskLED 2.2.3 にて修正されました。 - スナップショット表示が表示されない(2004/01/12追加)
DiskLED を画面右下などに配置して使用している場合、マウスを乗せた時のスナップショット表示が一瞬しか表示されないという不具合を確認しています。
DiskLED 2.2.2 にて修正(代替機能へ差し替え)されました。 - 自動レンジ調整の感度が異常に低い(2004/01/12追加)
ディスクとネットワークのレンジ調整に自動の項目がありますが、これを選択していると急速に感度が低下し、グラフやメーターがほとんど反応しない状態に陥る不具合を確認しています。
DiskLED 2.2.2 にて修正されました。 - フローティング解除後のドラッグがおかしい(2004/01/12追加)
フローティングを解除した後、DiskLED を画面右下などに吸い付かせると画面端との間に隙間ができる不具合を確認しています。
DiskLED 2.2.2 にて修正されました。 - タスクバーでDiskLEDのアイコンが点滅する(2004/01/12追加)
DiskLED 2.2.1 において、タスクバーのアイコンが点滅するように表示されたり隠れたりを繰り返すため、特にXPではアイコン操作に重大な支障が出る不具合を確認しています。
DiskLED 2.2.2 にて修正されました。 - イベントサウンドを無効にしても音が鳴る(2003/12/23追加)
DiskLED 2.2 において、サウンドファイルが設定された状態でイベントサウンドのチェックを外すと、チェックを外しているにもかかわらずイベントサウンドが鳴ってしまう不具合が見つかっています。
これは一時的に「イベントサウンドをミュート」させるか、サウンドファイルの項目を空欄にすることで回避できます。
DiskLED 2.2.1 にて修正。 - スクリーンセーバー復帰時等にタスクトレイにアイコンが出る(2003/12/23追加)
DiskLED 2.2 において、起動時やスクリーンセーバーからの復帰時に、タスクトレイ(タスクバー)にDiskLED 2.2というアイコン(ボタン)が表示される不具合が見つかっています。
DiskLED 2.2.1 にて修正。 - 起動時に「リストのインデックスが・・・」というエラーが出る(2003/12/23追加)
DiskLED 2.2 を起動した際、上記のようなエラーが表示されることがあります。
このエラーが発生すると DiskLED は正常に動作できず、終了するしかないという状況に陥ります。
DiskLED 2.2.1 にて修正。 - 起動時の警告メッセージについて(2003/08/27追加)
DiskLED 2.1.1 に追加された「慎重に起動」オプションにより、起動時に以下のようなメッセージが表示されることがあります。
・The starting check of a MEMORY is unsuccessful.(改行)Continue?
・The starting check of a NETWORK is unsuccessful.(改行)Continue?
これは、起動時にメモリとネットワークソケットのチェックを実施し安定動作に影響を与えかねない状況を察知した場合に表示されます。
以下の手順でチェック機能を無効にすることにより回避できます。
上記メッセージで「はい」(又はYes)を選択することでDiskLEDを起動し、オプション画面の「慎重に起動」オプションのチェックを外します。 - 表示上の不具合について(2003/07/18追加)
DiskLED 2.1 を含む全てのバージョンにおいて、以下のような問題が見つかりました。
・NT系において物理メモリ使用率が仮想メモリ使用率になっている
・Ping表示の3段階のうち2段目(やや遅い)が、表示されない
致命的な問題ではないのですが、表記と動作が一致していないため、ユーザーの方々に混乱を招いてしまいました。
(DiskLED 2.1.1 以上で修正済みです) - スタートアップからの起動でエラーが発生する
Windowsが起動し終わった安定状態では問題なく起動するが、スタートアップに登録してWIndowsと同時に起動させようとするとエラーが発生して起動できないことがある、という報告を頂きました。
調査の結果、これはウィルス検索ソフトとの衝突が原因だということが判明。
これを回避するためにはWindows起動後数十秒が経過してからDiskLED.exeを起動するしかないため、別途遅延起動する仕組みが必要です。
現在、次のDiskLED2.1.1に実装予定として開発を行っていますが、遅延起動のツールを個別に送付・案内差し上げる準備ができていますので、同様のトラブルでお困りの方がいらっしゃいましたら作者へメールにてお問い合わせ下さい。 - USBメモリなどのPNPデバイスの取り外しができない
当方でも確認済みです。
当初は、DiskLED上から取り外しをコントロールできないかと調べていましたが、とんでも無く面倒みたいなので、棚上げ。
目下対策を検討・調査中です。 - WindowsXPでは負荷が高すぎ、動作が重くなる
同じマシンのWindows2000では実用的な動作をしていることから、XP環境でのみ想定以上の負荷をシステムへ与えているようですが、未だ明確な原因がわかっていません。
ちなみに、XPでの連続6時間超の動作を作者の環境で確認できました。
OS XP HomeEdition(画面効果の類はすべてカット)、CPU Pentium 4 2.4G (HTで動作)、メモリ 1GB のDELL Dimension 8300にて、快調に動作しています。 - 類似ソフトに比べ負荷が高いようだ
作者の方でも、アーキテクチャ差により負荷が異なることは確認しております。
当DiskLEDの採用している計測アーキテクチャにはチューニングの余地が残されていると思われます。そのチューニングによってそれら類似ソフトにどれだけ近づけるか、挑戦していくつもりです。今しばらく時間を下さいm(_ _)m - タスクトレイアイコンについての警告が表示されることがある
SystemTray関連のクラスが無くなった時に発生すると考えられる現象なので、通常の使用ではなかなか遭遇しないと思われますが・・・。
高い頻度で表示されるという方がいらっしゃいましたら、メールなどにて直接作者へお問い合わせ下さい。 - 他のステータスの表示(遅延書込バッファなど)にも対応して欲しい
監視項目の増加は動作負荷の増大に直結し、またスキン構造の変化も伴うため、作者としては慎重に対応しております。さらに実用的なツールになるよう、機能と重さのバランスを見ながら調整していきます。 - 起動に時間がかかるのはなぜですか?
これはWindowsNT/2000系に該当する質問と思います。
DiskLEDは、起動の際にシステムのパフォーマンスカウンタにアクセスし待機状態にします。この処理の際、複数のシステムプロセスが複雑に関係しながらスタートしているようで、この起動を待っているために DiskLED の起動が待たされることになっています。
2回目以降の起動が若干早くなるのは、この最初の起動プロセスが省かれるためと推測されます。 - ディスクアクセスのみの単機能なものがいい
現在、ドライブ別監視などの最低限の付加価値をもった、軽量型のDiskLEDを計画中です。初心に返る、といいますか、軽く単機能なものにしようと考えています。続報をお待ち下さい( ^-^) - Vectorから落とすとエラーが出て起動できない
基本的に公開しているバイナリは同じモノなので、もしエラーが出るとすれば、それはDiskLED固有の問題と思われます。起動できないほどの深刻なエラー(~は整数ではありません、などのエラー)が発生した場合、是非メールなどにて直接作者へお問い合わせ下さい。 - BIOSまわりの情報も表示できないか
CPUやマザーボード周辺の温度、ファンの回転数、電源電圧などを表示するソフトは多々ありますが、それらは皆似通った無粋な表示になっているようです。技術面はスゲェんだから見た目もこだわろうよ!みたいな。
せめてCPU温度くらいは監視してみようと調査は行っていたのですが、思いの外情報収集に手間取ってます。
高い技術を要するプログラムなだけに、作者の方もシェアウェア化されてるなど、技術情報の開示には積極的に応じて頂けないようです(いわば知的財産のような感じでしょうね)。
あきらめたわけではないですが、世に有る多数のI/Oチップを搭載した様々なマザーボードを用意しなければテストもままならないため、現在は事実上頓挫してます。自分のマザボのみ対応のコードならなんとかなるかもしれませんが。
このへんに詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ご連絡・ご紹介頂けると大変嬉しいです。 - DiskLEDを起動しようとするとエラーメッセージが表示され、起動できない
そのメッセージの内容と、その再現率、同時に使用しているアプリケーションや常駐ツール群などの情報を添えて、作者まで連絡下さい。可能な限り、原因と対策を探っていくつもりです。
ちなみに、DiskLED2.1以前で一部のアンチウィルス系ソフトと衝突して、WinSockがらみのトラブルが発生した実績があります。この障害についてはDiskLED2.1.1で対処済みです。 - WindowsNT/2000/XPで一部の表示が反応しない(その1)
DiskPerf.exe コマンドで、ディスクパフォーマンスの監視が有効になっているか確認してください。無効となっていた場合は、DiskPerf.exe /Y で有効化できます(要再起動)。
Network Interface が見つからない、ネットワーク関連パフォーマンス情報が反応しない場合は、コントロールパネルのネットワークの中にある「サービス」タブを開き、「SNMPサービス」が追加されているか確認してください。また、同サービスが有効となっているか、コントロールパネルのサービスを開いて確認してください。なお、同サービスはSP5以上を適用しないと正常に動作しません。
これらが正しくインストールされていて動作状態になっていないと、DiskLED はシステムパフォーマンス情報を受信できず、表示が反応しません。 - WindowsNT/2000/XPで一部の表示が反応しない(その2)
DiskLEDはWindows内部の「パフォーマンスカウンタ」からリアルタイムの動作状況を受信しています。
使用中に何らかの問題が生じると、システムは安全のために関連するパフォーマンスカウンタを停止します。これは明示的に再起動させない限り、停止したままとなります。
表記の問題は、このカウンタの停止が原因かと思われますので、以下の手順でカウンタを再起動させてください。- Microsoftが公開しているWindows 2000 リソースキットツールの Exctrlst.zip (*)をダウンロードし、解凍します。
- 解凍されたファイルの中にあるexctrlst.exeを実行し、 「Extensible Performance Counters」のリストの中の一つをクリックします(ネットワーク関連のトラブルであれば PerfNet や Tcpip など)。
- リストのすぐしたにある「Performance Counters Enabled」のチェックが外れていれば、チェックを入れる。
(*) Exctrlst.zip が入手出来ないことがあるようです。そこで同じような機能を持つ PerfSC を製作してみました。Exctrlst.zip が入手できない場合はこの PerfSC をご利用下さい。ただし添付の ReadMe.txt をしっかり読んでから使用してください。
上記の作業でカウンタが有効となるので、DiskLED またはパフォーマンスモニタ等を起動して確認してください。
- 上記手順でもパフォーマンスカウンタが有効とならない
手動でレジストリを編集し、カウンタを有効にします。
詳細はこちらのMSサポートセンタのページを参照してください。
なお、ここの情報はパワーユーザ向けにヒントとして公開されている情報です。初心者によるレジストリの直接編集はお勧めできません。 - Windows2000 上の IIS との相性問題
DiskLED 1.5 を、IIS をインストールした Windows2000 で使用した際、IIS Admin Service がインストールされていてスタートしていない(停止している)場合に「ソース: IISInfoCtrs/イベント ID: 1003」のエラーがエラーログに記録されるという問題が確認されました。
これは DiskLED の表示更新時に発生するので、短時間のうちに大量のログが発生します。現在 Windows2000Pro/Server で確認されていますが、その他の環境でも発生する可能性があります。
詳細な原因は調査中ですが、IIS Admin Service を起動、もしくはアンインストールすることで問題を回避できます。
何らかの理由で IIS Admin Service を停止状態で使用したい場合は、上記の問題を回避できません。DiskLED の使用を中止されることをお勧めします。 - Windows2000 上の Application Compatibility Tools 等によるWin9x互換モードについて
上記ツールによって、アプリケーションがWindowsのバージョンを正確に受け取れない状態でDiskLEDを実行すると、カーネルによる処理分岐が正しく行われず、正常に動作しません。DiskLED にとってシステムバージョン情報はきわめて重要ですので、このような環境では使用できません。
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