スタータースイッチの接触不良

納車から1年と2ヶ月。大きなトラブルもなく無事に1万キロを超えていたのですが、先日初めて不具合に遭遇しました。

ツーリング中に雨に降られた際、突然エンジン付近からラジエーターファンが全力回転するような音が。ファンなんて付いてないのにと、様子を見ながらしばらく走行してみるものの、やむ気配はありません(マスツーのケツ持ちだったので、勝手に止まりにくかったので・・・【※注意事項参照】)。

一旦停車・アイドリング中も、車速やエンジン回転数に関係なく音がしているので、電装系かと思いふと電圧を見ると、通常14V前後ある電圧が11Vほどしか無い。
「電力を大量に消費する」 でハッとなり、スタータースイッチに触れたら音が止まりました。電圧も回復しているし押せばセルも回るので、突発&一時的な不具合だろうと判断、詳細なチェックはツーリング終了後にすることにしました。

が、その後ギャップを越えたり加減速したりすると、不規則に再発する状況に。一切触れていなくてもセルが回り出し、スイッチをつつくと止まる、の繰り返し状態。明らかにスイッチ部分の構造か絶縁に不具合がある模様。

コンビニ休憩に入った際に車載工具でバラしてみると、スイッチ接点に湿り気を帯びた綿ぼこりのようなモノが付着しているのを確認。スイッチ接点のストロークが少ないので、この綿ぼこりが雨の湿気を吸ってショートしていたと分かりました。
接点掃除できるような細かい工具を持ってなかったので、コンビニで歯ブラシを買ってセルスイッチのブラッシング(笑)

処置以降、雨交じりの天気の中を数百キロ走りましたが、再発はしませんでした。大きなトラブルでなくてよかった・・・。

修理に使った歯ブラシ 1本50円
ツーリングを続行できた喜び Priceless

【※注意事項】
今回は奇跡的に大丈夫でしたが、セルモーターは死にやすい(しかも高価な)パーツです。私のように回しっぱなしにすると焼損したり発火したりする可能性がありますので、絶対にマネをせず早めに停車してメインキーを切りましょう!

 

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